FIREWOOD AND TREEWORK

薪ご注文・伐採の依頼
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リバースウッドが目指すもの

ABOUT
– リバースウッドが目指すもの –

エネルギーの地産地消へ。森をもう一度生活のフィールドに

家の周りの木を切って、道具を作ったり、薪を調達したり。電気やガスが普及して、スーパーに行けば何でも手に入る、暮らしがぐっと便利になる少し前までは、暮らしのそばに森がありました。

今の暮らしはとても快適だけど、気づけば「どこかの誰かが作ったものを消費すること」が生活の中心になり、手を動かして得ていた感覚や、季節とともに変わる営みから、少しずつ遠ざかってしまったように思います。

そういう“置き去り”にされてしまったものに、どこか寂しさのようなものを感じる。東京から軽井沢に移住し、ある冬の日、初めて自分の手で薪を割って焚き火をしてみたとき、そのモヤモヤをはっきり自覚しました。

そして自分の手で形にしたその暖かさに触れたとき、ここでの生活の中には森があり、森には手触りを取り戻す機会がゴロゴロと転がっていることに気づいたんです。

リバースウッドは、そんな気づきから始まった活動です。森の中にある資源や時間の流れを、もう一度暮らしの中に引き戻していくこと。山から木を伐り、薪にし、材をつくり、家のまわりの木を植えてみる。ときは伐採が必要かもしれない。

いま林業は、地域で木を使う機会が減ったことで、補助金に頼りながらようやく成り立っているのが現状です。すぐそばに森があるのに輸入に頼った消費に負けてしまう。

でも、視点を少し変えてみると、そこには可能性が眠っていると思うんです。森を暮らしの中に引き戻し、手を動かして何かをつくる。そんな小さなサイクルが点になり、やがて線になって、森の仕事が「業」として回っていく未来につながっていくはずです。

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